CBDに不安がある必見! 安心・安全なCBDを選ぶポイントとは?

CBDに不安がある必見! 安心・安全なCBDを選ぶポイントとは?


CBDをきちんと知っておきたい方に向けてCBDの中身にまつわる疑問や不思議を解消するための記事を書かせていただきました。

「CBDって色々な種類があるの?」
「作り方によって効果が変わったりするの?」  
「サプリメントでも原料は気にした方がいいの?」
このように一見サプリメントで普段気にならない部分が、実はCBDを使う上ではとても重要になります。
これを知れば、「CBD製品を使いこなす」ヒントとなるでしょう。

全体的なCBDの内容を知りたい方は、こちらの記事がオススメです!

 

 目次
.CBDは「カンナビノイド」という成分のひとつです。
・CBDはあくまで成分のひとつ
・カンナビノイドってどんな成分?
・市販でよく登場する3つのカンナビノイド
・カンナビノイドの安全性は?
 

2.製法により、複数のカンナビノイドを摂取してしまうリスクも
・CBDは製法によって「CBD以外のカンナビノイド」を摂ることに
・知っておきたい!カンナビノイドの3つの製法

3.CBDユーザーは知っておきたい「原料」のこと
・CBDの原料は「麻」のヘンプという種類
・注意しておきたい植物としての「麻」の特徴
・原料と製法のリスクには注意が必要


.CBDは「カンナビノイド」という成分のひとつです。

・CBDはあくまで成分のひとつ
最近はあらゆるところでCBD製品を見かけることが多くなリましたが
「そもそもCBDとはどんな成分か」というところから解説していきたいと思います。

CBDは、麻のヘンプから抽出された有用成分の中のひとつといえます。
麻の中には、似た性質を持つ成分が複数見つかっており、CBDを含むそれらを総称して「カンナビノイド」と呼びます。

CBDは正式名「カンナビジオール」という成分の略になります。
よく一緒に挙げられる類似成分として
・THC(テトラヒドロ・カンナビジオール)
・CBG(カンナビ・ゲロ−ル)
・CBN(カンナビ・ノール)
などがあります。
麻からとれる成分は「カンナビ」が付いているのが特徴と覚えてみてください。



・カンナビノイドってどんな成分?

カンナビノイドの種類は100種類ほどあり世界でCBDは、不眠、ストレス、うつ症状だけでなく、胃腸のトラブル、カラダの痛みにも使用されたり、てんかんの症状で医薬品として承認されている国もあるほど。
ほかのカンナビノイドも新しい活用研究が進んでいる注目の成分です。 

なぜこのように様々な使われ方があるかというと、もともと体内では「内因性カンナビノイド」という、カンナビノイドに近い成分が作られており、それによって体全体の神経伝達や自律神経のバランスをコントロールしています。

 

   

 

CBDで検索をすると出てくる様々な効果は、カンナビノイドを補うことで自律神経等が整うことにより期待されるものとご理解いただくとよいかもしれません。

   

・市販でよく登場する3つのカンナビノイド
ここで一度、市販で売られている製品に多く見かけるカンナビノイド3つ「CBD」「CBG」「CBN」についてご紹介します。
これらは、共通する作用も多いものの、それぞれに特徴もあります。

「CBD」
カンナビノイドの中で、最も古くから研究が進み使用実績がある成分。
カンナビノイドを補うことで、ストレス、不眠、不安、依存症、痛みなどへの効果が期待されています。
また、免疫細胞にも作用することで、免疫の正常化、炎症などへの効果も期待されています。

「CBG」
CBGはカンナビノイドの中でも麻の生成の中で初期にできる成分で、そこから酵素のはたらきによりCBDやTHCといったほかのカンナビノイドに変換されていきます。
CBGの特徴としては、CBDに比べ抗炎症、神経保護、抗菌の働きが強いことです。

「CBN」
CBNはTHCが酵素により変換されることで生まれるカンナビノイドです。
CBNが持つ特徴としては、CBDに比べ、抗炎症、痛みへの効果が高いとされています。 
また、睡眠補助の働きも注目されていて、不眠のなかでも入眠についての効果が期待されている成分でもあります。

・カンナビノイドの安全性は?
今まではカンナビノイドの有用性をご紹介しましたが、すべてのカンナビノイドが安全であるわけではありません。
みなさんも「大麻」が違法であると知っているように、大麻には有害性のあるカンナビノイドも含まれています。

正確にいうと、日本の法律では「有害性があるとされるTHC」と「THCが多く含まれやすい麻の部位」が、違法となっています。 

上記に挙げたカンナビノイドは、麻薬取締法にもとづいた厳しい検査基準で輸入されています。
ですが、規制されていないカンナビノイドすべてが安全かというと、そうではないリスクもあります。まだカンナビノイドは研究事例が少ない成分も多く、規制が現状に追いついていない部分があります。

実例として、半合成で生成される「HHC」というカンナビノイドは、2021年末から流通していたものの、精神作用・依存性があり乱用の恐れがあるため、禁止薬物として2022年3月17日から使用が禁止されています。 
                                                                            CBDについては、WHO(世界保健機構)や厚生労働省でも安全性が認定されています。現在、世界的な使用実績が多く、公的な認定がされているのはCBDのみというのが現状です。      

   

  

2.製法により、複数のカンナビノイドを摂取してしまうリスクも

・CBDは製法によって「CBD以外のカンナビノイド」を摂ることに
認可されているカンナビノイドであってもリスクがある点をあげましたが、製法によっても複数のカンナビノイドが混ざるリスクがあります。
製法によって、
・フルスペクトラム  =大麻草の成分がそのまま入っているもの  
・ブロードスペクトラム=成分からTHCだけを除いたもの 
・アイソレート    =特定の成分を単体で抽出したもの 
3つのパターンがあります。

 

・カンナビノイドの3つの製法

次に、これらの製法の中身について詳しくみていきましょう。

フルスペクトラム原料
フルスペクトラムは、海外でつくられた製品で、THCが含まれていても0.3%以下であれば日本での販売自体は可能です。
しかし、微量ながらTHCが入るリスクがあるため、薬物テスト等で検出されるリスクもあり、おススメはできません。
ここでも、「販売されている=安全」というわけではない点について注意が必要です。


ブロードスペクトラム原料

ブロードスペクトラムは、THCを取り除いた複合成分が配合されている原料です。
複数の成分配合による相乗効果(アントラージュ効果と呼ばれる)が得られるメリットがあげられますが、CBD以外のカンナビノイドの安全性が認定されていない点、製法上THCも微量ながら混入するリスクがあります。

アイソレート原料 
アイソレート原料は、ある特定のひとつのカンナビノイドだけを成分単体で抽出して作られる原料です。
つまり、CBDだけを確実に摂取するには、アイソレート原料であることが条件となります。
さらに原料の中でもTHCが入っていないことを証明した「THCフリー」であれば、より安心な原料といえるでしょう。

  


3.CBDユーザーが知っておきたい「原料」のこと

きちんと納得してCBDを摂取する上でCBDの原料のことも知っておく必要があるといえます。
原料の由来まで知ることで、CBDを安心して使用し続けるための正しい情報と選択ができるようになるでしょう。


・CBDの原料である麻の種類は?

CBDの原料は麻のヘンプ種から採取されています。
麻というと「大麻」をイメージしてしまうかもしれませんが、CBDは麻薬取締法に基づいた正規の輸入許可を得て輸入されています。
麻の中の規制対象は以下
・成分として、THC(テトラヒドロ・カンナビノール) 
・採取部位として、「成熟した「茎」と「タネ」以外から抽出したもの
の2つがあります。

輸入検査でもこの2つの条件を厳しく審査し、複数の証明や成分検査をおこなっています。                                             身近な例でいえば、「けしの実」は、成熟したタネを熱処理することでTHC等が残らないため、上記の基準をクリアし食品として使われています。
規制の対象でないカンナビノイドも、この「けしの実」と同じ条件で健康食品として利用されているということになります。



・注意しておきたい植物としての「麻」の特徴

注意していただきたいのが、植物としての「麻」の特徴です。
麻は、栽培された土地の影響を受けやすい特徴があります。
麻は生命力が強く、汚染物質の中でも土壌の重金属を吸い上げる性質があるため、栽培環境の影響をとても受けやすい植物です。
                                                  アメリカではヘンプの栽培目的だけでなく、汚染された土壌をヘンプによって浄化させる目的でも栽培しているという現状があります。 
実際ニューヨーク州では、CBDの成分自体は規制されていませんが、CBDの原料や製法にリスクが懸念されているため、製品については規制があります。
原料であるヘンプの栽培環境についての規制が十分でない現状では、消費者側でも原産地や栽培環境を気をつける必要があるといえます。

  

環境の規制がある国、有機栽培などの栽培法、栽培環境についてあきらかにしている等、原料に関する表示は確かめておきたい情報といえます。

 

まとめ

CBD製品はアメリカでは7人に1人が使用しているといわれており、認知度も高い成分ではあります。
しかし、CBDの原料や中身に対するリスクや問題はなかなか一般の消費者の方にはわかりにくいといえます。
商業目的の大麻栽培が本格化し、世界的に使用が認められ始めてから数年しか経っていない現状では、CBDの製造に対するルールがまだ十分に整ってはいないこともリスクといえます。

その上で、WHO(世界保険機構)やWADA(世界アンチドーピング機構)、 厚生労働省でも、CBDのみが安全性自体を認定されている現状では、商品を選ぶ「基準」としてもよいかと思います。

今回は普段サプリメントを選ぶ際に気にならない点が、CBD製品を選ぶ際は大切であるということを解説しました。
CBD製品が多く出ている中、価格だけでなく中身と製品について知り、より確かで安心な自分が納得できるような製品選びをしていただけるようになっていただければ幸いです。

 

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<注意事項>                                記事で紹介しているサプリメントの研究報告は、CBDの成分に対するものであり、当社の製品の効果と直接的な関係はありません。
CBDはあくまでもサプリメント成分です。疾病の治療等には、医師の指示を受けることが大切です。
またリスクのある生活習慣の改善が、あくまで健康にとって重要になります
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