今話題のCBD。カラダへ働き方・効果を薬剤師が解説!

今話題のCBD。カラダへ働き方・効果を薬剤師が解説!


近頃ちまたでもよく見かけるようになり始めた「CBD」について。

「CBDって何?」

「ネットで調べると「大麻」「キマる」というワードが出てくるので怖い…」
「痛みに効く。がんにも効く。精神にもいい。って怪しさしかない」

CBDに興味はあっても、いろいろな疑問や不安がある方も多いかと思います。
現在日本でも注目され始めているCBDですが、そもそも何の成分なのかよくわからないですよね?
そこで今回は、CBDという成分は何か、カラダの働きからくる効果について、詳しく知りたいという方におすすめの記事になります!


全体的なCBDの内容を知りたい方は、こちらの記事がオススメです!
↓        



目次

1.
まずは、CBDってどんな成分!?
・CBDは、麻から取れる成分。でも安全!


.CBDとカラダの働きについて
・実はカラダの中に、CBDに似た成分がある!
・CBDと密接に関係のある「ホメオスタシス」という機能
・現代の生活は、カンナビノイドが不足するリスクが…!  


.CBDのうれしい効果について
・睡眠に関する効果
・不安や抑うつに関する効果
・女性の生理に関する効果
・胃や腸に関する効果
・免疫に関する効果   

          
              

1、まずはCBDってどんな成分?

・CBDは麻から取れる成分、でも安全!
CBDは麻から抽出される成分です。
麻由来だと聞くと不安になる方もいますが、結論からいえばCBDは「安全で合法」です。
麻には悪い成分だけでなく、カラダにとってよい成分も入っており、良い成分を有効活用するため世界中で非常に多くの研究事例がある植物なのです。
麻の成分のうち、悪い性質である精神性(ハイになる)や依存性(同じ量では効果がでなくなる)がなく、良い性質が使用実績や研究で証明されているのがCBDです。
(詳細は次の章で解説します)      

      


2018年には、世界保険機構(WHO)、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)で認定をされ、厚生労働省でもCBDの活用を検討する旨を発表しています。
国によっては、特定のてんかんの病気(ドラベ症候群)で小児用の医薬品として使用実績がある国もあります。つまり、正しい使い方をすれば極めて安全な成分といえるでしょう。
(サプリメントの性質上、特定の人の使用を推奨するものではありません) 

                 

.気になるCBDの働きについて

では具体的にCBDやカンナビノイドが私たちのカラダにどのように働きかけるのでしょうか。

この部分を知っていただければ、CBDに対する「あやしい…。大麻のような効果が書かれている…。」という疑問も解消できるかと思います。
                         

・実はカラダの中に、CBDに似た成分がある!
カラダにおいてカンナビノイドという成分は、実はとても身近な成分といえます。
麻の中に含まれるカンナビノイドとは異なってきますがカラダの中にはカンナビノイドを作る働きがあり、そのカンナビノイドを「内因性カンナビノイド」と呼びます。

体内には、この内因性カンナビノイドを神経伝達物質として受け取る部分である「受容体」という部分もあります。
受容体のタイプはCB1、CB2の2種類があります。

・CB1・・・脳に特に多く存在する受容体
・CB2・・・免疫系に特に多く存在する受容体
・CB1、CB2が混在する・・・それ以外の臓器

このように、カラダには全身にカンナビノイドが作用する仕組みがあるといえます。 

      


・CBDと密接に関係のある「ホメオスタシス」という機能
ではカンナビノイドが働きかけることで、カラダにとってどのような効果があるのでしょうか。

その答えは、普段生活する上で当たり前すぎて気づかない部分で、生命にとってとても大切な働きである「ホメオスタシス(恒常性)」という機能です。
例えば、寒くなると体が震える、リラックスすると眠くなる、これらのカラダの反応もホメオスタシスと深く関係があります。

ホメオスタシスは、これらの変化に必要な神経伝達と自律神経のバランスを保ち、脳、内蔵、免疫などをコントロールしてくれている極めて重要な働きといえます。
そしてホメオスタシスがきちんと作動するためには、体内のカンナビノイドが必要なのです。


・現代の生活は、カンナビノイドが不足するリスクが…!
それではなぜ今、CBDがこれほど世界だけでなく日本でも話題となっているのでしょうか?

ひとつには、世界における大麻の扱いの変化があります。
2012年からアメリカの一部の州で大麻が合法化された後、2018年に世界の保健機関でCBDが認定されたタイミングで日本でもCBD製品の流通が進むようになりました。
大麻の外国における一部合法化、世界における健康目的用とした大麻の栽培、保健機関の認定、これらの要素によってCBDは日本でも注目されることとなったといえます。 

ふたつめは現代の生活はカンナビノイドが不足しやすいリスクです。 
加齢やストレス、栄養の偏り、睡眠不足も体内のカンナビノイドの不足と関連があるとされていますが、現代ならではの新たなリスクも指摘されています。

スマホ、リモートワーク、産業のデジタル化、これらのデバイスは仕事との区別がなく私たちの生活に入り混んでおり、無意識のうちにアタマの中はデバイスのことばかり・・・といってもいいほど。


このような環境は常にアタマのネットワークを使い続けてしまうため、結果としてカンナビノイドの消耗が進んでしまうリスクがあります。 

     

                                   

原因不明の頭痛、疲労感、眠りが浅い、気分がすぐれない、これらの症状の原因のひとつとしてカンナビノイドの不足が指摘されており、現代はカンナビノイド不足のリスクが高まっているとも考えられます

 

.CBDのうれしい効果について                     


では、CBDにどんな効果が期待されているのでしょう。

『脳、免疫、内蔵の、神経伝達と自律神経のバランスを整える』というポイントさえつかんでいただければ、期待される効果もきっとイメージしやすいかと思います。  


・睡眠に関する効果
脳内には多くの神経が存在しており、カンナビノイドが働きかけることで脳内の神経伝達物質を調節してくれる代表的な2つの物質がセロトニンとドパミンです。

・セロトニン…幸せホルモンとも呼ばれていて、幸福感に関連する以外にも抗不安、抗ストレス、睡眠リズム等に関連があるとされる
・ドパミン…快楽や幸せの感情に関係があり、それ以外にもやる気、感動、脳内の神経伝達にも関連があるとされる 

これらを整えることで入眠剤のような鎮静作用ではなく、神経バランスが整うことによるリラックス作用により、スムーズな入眠と朝の心地よい目覚めが得られるとされています。
そのため、

・寝つきが悪い
・朝の寝起きが良くない
・夜中に起きてしまう
・ストレスが睡眠に影響している
・睡眠時間が短い
これらの睡眠に関するトラブルや悩みに効果があるとされています。


・不安や抑うつに関する効果
睡眠の部分でお伝えしたように、セロトニンやドパミンは気持ちにも関係しています。
病院のココロに関する薬にもセロトニンやドパミンをコントロールする薬は多く、この2つの成分は神経伝達物質としてだけでなく、やる気や気持ちなどにも深いかかわりがあります。
CBDはカラダの本来の働きをサポートすることで、自然な神経伝達物質のバランスが整うため

・緊張しやすい
・不安が気になる
・ストレスが多い環境 
・楽しさを感じづらい 
・やる気や意欲がわかない 

このような状況の人にとっても相性が良い成分といえます。


・女性の生理に関する効果
CBDは、女性の生理に伴うつらさにも良い効果があるとされています。
カンナビノイドは、脳内のホルモンを調節する司令塔である「視床下部」にアプローチすると考えられており、セロトニンを出すことで抗不安作用以外にも神経の痛みを穏やかにするよう働きかけます。
さらに痛みを感じる際に出る「プロスタグランジン」という物質を抑える働きにより、生理に伴う様々な痛みを抑えてくれる作用があるとされています。
このようにホメオスタシスは多くの調節機能にアプローチすることで        
・PMS全般の症状
・生理前のイライラ 
・生理痛
・生理に伴う頭痛 
・生理による炎症

これら生理に伴うホルモンの変化、体内の炎症に対して効果があると考えられています。


・胃や腸に関する効果
セロトニンの約90%は腸で作られるとされ、自律神経と腸のはたらきは特に密接な関係があるといえます。
CBDは自律神経を整えてくれる働きがあるため、腸の動きのトラブルにも効果があるとされています。
胃も同じように自律神経と関連があり、CBDにより働きが整えられます。そのため、
・おなかの調子が過敏になりやすい方
・便秘気味の方
・ストレスが胃腸にきやすい方
・食欲がわかない、胃もたれしやすい
・胃が荒れやすい方


・免疫に関する効果
CBDが作用する部位として、免疫に関する器官があります。
免疫器官のバランスが整い、カラダが本来もっている免疫機能が十分に発揮され

・カゼが引きにくくなる 
・感染症の治りが良くなる
・アレルギー症状が軽減する
・がんへの有効性が一部示唆されている(海外文献より)

CBDはホメオスタシスを通してカラダ全体の機能にアプローチすることで、カラダが持っているチカラにはたらきかけてくれるといえます。

      


詳しい研究と報告については、下記よりご覧になれます。CBDのことを詳しく知れば知るほど、CBDの良さを体感したくなるでしょう!

参考:世界保健機関(WHO) 薬物依存に関する専門委員会(ECDD) 第 39 回会議 ジュネーブ  カンナビジオール 事前審査報告書 2017年11月6日〜10日

http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf



まとめ


今回はCBDの詳しい作用や働きをまとめていきましたが、CBDを身近に感じていただけたでしょうか?

・CBDは、完全で合法で安全な成分であること。
・CBDは現代生活による、健康問題に合った成分であること。
・CBDは怪しい薬でもなければ、魔法の薬でもないが、カラダの本来の働きを整えてくれるサプリメントであること。

この部分を知っていただけることで、よりCBDに興味を持ち健康に役立てていただければ幸いです。 

 

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使用ガイド付きで『知って納得、使って実感!』

特にCBDは品質と同じくらい「使い方」も重要!
使い初めはカラダの反応が出やすかったり、使い続けていくうちに感じ方が鈍くなってしまうということも。
そういった時に見ていただきたい、体調や使用ポイントを紹介している「上手に活用するための使用ガイド」もお付けしています。

現代社会を生きる私たちに。CBDで回復力ケアを!
現代の生活は「常に何かとアクセスしている」状態が多く、ココロもカラダにも負担がかかり不調が出やすい時代といえます。
・睡眠時間を十分に確保できない
・脳が休めていないと感じている
・カラダやココロのコンディションが安定しない

アタマやカラダのハードワークで、不足してしまうカンナビノイドを簡単に補うことができる「CBDオイル」は、まさに現代にとって最もうれしい成分といえるでしょう。
自分のカラダに合ったベストな量を見つけながらCBD取り入れることで、現代のカラダとココロの負担を軽くできればと願っています。
       

          

<注意事項>                                             記事で紹介しているサプリメントの研究報告は、CBDの成分に対するものであり、当社の製品の効果と直接的な関係はありません。
CBDはあくまでもサプリメント成分です。疾病の治療等には、医師の指示を受けることが大切です。
またリスクのある生活習慣の改善が、あくまで健康にとって重要になります
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