【養生】8月 夏バテの裏に潜む原因をケア

【養生】8月 夏バテの裏に潜む原因をケア

暑い日々が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか

気温が30度を超える日が続くといよいよ夏本番!となり
海にキャンプに旅行に・・・と夏を楽しむ方も多いのではないでしょうか。

 

この時期はアクティブになる反面、身体は暑い気温と湿度でじんわりと疲れをため不調をきたします。
それが夏バテです。

昔は夏バテというと単純に気温によって体力を奪われたり、食欲不振が起こることを言いましたが現代はすこし複雑で、原因は気温だけではないように感じます。

 

夏バテの裏に潜む原因とは?

昔は3月~7月頃にかけて少しずつ暑くなっていき、夏を迎えていました。
人の体もそれに合わせて暑さに徐々に慣れるようにできています。
しかし、最近は急に猛暑のように気温が上がってしまったり
冷房設備が充実しているため身体が暑さに慣れる準備期間が短くなっています。

そして暑い日々が続くと、エアコンに慣れてしまった身体は更に涼しい温度を求めます。
こういった外気との気温差や強い紫外線、夏の暑さによって
不調をきたすのが自律神経です。

自律神経は皆さん御存知の通り【身体の調節機能】です。
夏に汗をかいて体温を下げようとするのは自律神経の働きと言われております。
自律神経は季節の変わり目に不調を感じる人が多いのですが
実は夏も大きく消耗し夏バテの原因にもなるのです。


自律神経疲れていませんか?

特に暑い外と涼しい室内を行き来する人は、その度に体温調節のために自律神経が急激に働き交感神経・副交感神経のバランスを保とうとします。
本来人間は1日に急激な温度差を繰り返すことがないため、身体からすると想定外の自律神経疲労が発生するのです。
また強い紫外線が目から脳に伝わり交感神経優位になります。
交感神経と副交感神経のバランスが取れていれば問題ありませんが、交感神経優位のままでいると倦怠感や消化不良、イライラなどの不調が出てきてしまいます。

・外に出ても汗をかきにくくなった
・夏は寝付きが悪くなる
・冷房の温度を26度以下にしてしまう
・温かい食べ物より冷たい食べ物ばかりたべてしまう
・飲み物には氷を入れてしまう
・1日3回以上は屋内と外を行ったり来たりする

こういった方は夏に自律神経が疲れやすくなっているので以下のことに注意してみましょう。

 

激しい温度差を作らない

温度による自律神経疲労は大きな気温差が大敵です。
冷房をつける際は28度前後にし、温度を急激に下げないようにしましょう。
また長時間エアコンの付いた部屋にいると自分でも気づかないうちに身体が冷えてしまいますので薄い上着や、常温の水などで身体が冷えすぎないよう注意してください。



汗をかく習慣を

人間は汗をかくことで体温調節をします。 
夏に汗をかきにくくなっていたら自律神経の働きが鈍くなってしまっているかもしれません。
温めのお風呂に浸かる、シャワーだけの場合は42度程度のお湯を肩甲骨あたりに1分ほど当てるだけで身体が温まりやすくなります。

明るい夕方に散歩するのもおすすめです。
日差しが弱くなった夕方に少し外を歩くだけで身体に血液が回り体温調節機能が働きやすくなります。
またゆっくり歩くことで交感神経から副交感神経へと切り替わりやすくなります。



夜寝る前は目を刺激しないように

日中も強い紫外線を浴びているのに、寝る直前まで強い光を浴びていると自律神経のバランスがより乱れてしまいます。
自然な眠りへと誘う働きをもつメラトニンは強い光を浴びると分泌しにくくなってしまいます。
寝る一時間前くらいにはパソコンやスマホの作業は終え、部屋の明かりを暗めに調節しましょう。

明かりを調節することで自律神経が整い、疲れが取れやすくなります。


上手な水分補給をしましょう

大人は通常1日に約2.5Lの水分を失うと言われております。
汗をかくと水分だけでなくミネラルやビタミン、ナトリウムが汗と一緒に排出されてしまいます。
スポーツドリンクはミネラルの補給にはよいのですが、一緒に糖分も含まれており、糖質過多による疲労を引き起こすことも。運動しない人が飲む場合はスポーツドリンクを1.5~2倍に薄めて飲むのがおすすめです。
状況によって飲む量や種類を選びましょう。

夏バテのケアのポイントは自律神経を労ること!
上に書いたことに気をつけて生活することで夏バテや秋の不調の予防に繋がります。

 

 

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